
(画像:東電HD)
(最新情報)2026年1月22日 19時35分
東電HDは先ほど「当所 6 号機は、1月21日午後7時2分に制御棒を引き抜き、原子炉を起動いたしました が、1月22 日、午前0時28分に制御棒の引抜操作において、1 本の制御棒に関し、制御棒操作監視系の警報が発生し、引抜操作を中断しております。 現在、調査を継続しているところですが、原因調査に時間を要する見込みであるため、 本日、プラントを計画的に一旦停止し、当該部を点検することといたしました」と発表した。本日午後7時から記者会見が行われている模様だ。
東京電力ホールディングス(以下「東電HD」)は1月21日、午後7時2分に新潟県の「柏崎刈羽原子力発電所」6号機(電気出力:1.35GW)の制御棒を引き抜き、原子炉を再起動したと発表した。これは、2011年の福島第1原発事故の発生以降停止していた同社の原発にとっては、初めての再起動となる。
6号機は改良型の沸騰水型原子炉で、当初は20日の再起動を予定していたが、制御棒の引き抜き防止機能が正常に作動せず、一定の条件下で警報が鳴らなかったことから、再起動は当初予定から1日遅れで実施された。
同社の工程表によると、6号機は原子炉設備の健全性確認や注水・冷却系設備の検査などを実施した後、タービンを起動し、原子炉内の蒸気を供給した条件下での健全性確認を進める。1月28日には発電機を送電系統に接続し、定格電気出力を約50%まで引き上げる予定だ。
その後、2月上旬に一度、原子炉を停止した上で追加点検を実施し、異常が認められなければプラントを再起動する。最終的に定格電気出力を約100%まで上昇させた上で、2月26日に総合負荷性能検査を実施し、本格的な営業運転の再開を予定している。
東電HDは、「約14年振りの運転となるため、プラント設備の健全性確認を一つひとつ慎重に進め、気づきがあれば適切に対処するとともに、各起動工程の状況について丁寧に情報発信を行っていく」と、安全最優先の取り組みについてコメントしている。
今回の再起動は、同社が2025年12月24日に原子力規制委員会へ提出した「使用前確認変更申請書」について、同委員会より原子炉の試験使用に関する承認を受けて実施された。