芙蓉総合リース、福岡で1.9MW太陽光のFIP移行・蓄電池併設、設置工事はテスに発注

2026年1月19日
FIP移行・蓄電池併設を目的に取得し

テス・ホールディングスは1月16日、完全子会社であるテス・エンジニアリングが、芙蓉総合リースが保有する福岡県嘉麻市の太陽光発電所(出力:2.5MW/DC、1.9MW/AC)において、併設される蓄電池(蓄電容量:約4.4MWh)の設置工事を受注したと発表した。

蓄電池にはHuawei製が採用されており、2026年6月の完成を予定している。芙蓉総合リースは、同発電所をFITからFIPに移行の上、蓄電池を併設する予定だ。経済産業省のデータによると、同発電所は2013年度にFIT価格36円/kWh(10kW以上の太陽光)で認定を取得しており、以前は滋賀県を拠点に石油製品販売などを手掛ける企業の伊藤佑が保有していた。

同発電所は、芙蓉総合リースが2025年10月にFIPへの移行と蓄電池の併設を目的として取得した3ヵ所のFIT太陽光発電所の1つとなる。残る2ヵ所は、2025年度下期に蓄電池(蓄電容量:8.1MWh)を設置予定である鹿児島県の太陽光発電所(出力:1.6MW/DC)と、2026年度上期に蓄電池(蓄電容量2.0MWh)の設置を予定している熊本県の太陽光発電所(出力:1.3MW/DC)となる。

これら3ヵ所のFIPへの移行は、芙蓉総合リースにとって初の取り組みとなる。同社は、これらの実績や知見を、自社が保有する他の発電所への横展開に加え、第三者による同様の計画における導入支援にも活用していく方針としている。

芙蓉総合リースは、2012年から太陽光発電所の開発に取り組んでおり、現在では全国で1,000ヵ所以上の発電設備に出資・関与している。2020年度からは陸上風力への出資も開始し、近年は系統用蓄電所事業にも事業領域を拡大している。特に九州エリアで出力制御が増加する中、既存の太陽光発電所に蓄電池を後付けし、収益性の改善を図る動きが、同社を含む複数の事業者の間で広がっている。

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