
(画像:太陽グリーンエナジー)
太陽ホールディングス(以下、「太陽HD」)は1月16日、完全子会社の太陽グリーンエナジーが、愛媛県松山市にある農業用ため池に、同社として19・20件目となる水上太陽光発電所(合計設備容量:971.5kW/DC)の運転を開始したと発表した。
太陽HDの発表によると、太陽グリーンエナジーは、FIT制度導入を背景として、2015年10月に埼玉県内の調整池において、同社初となる水上太陽光発電所の運転を開始した。現在では、本発電所を含め、関東エリア(埼玉県)、中部エリア(岐阜県・愛知県・三重県)、関西エリア(大阪府・兵庫県・奈良県)、四国エリア(香川県・愛媛県)の9府県で、合計20件の水上太陽光発電所を運営している。水上設置型は、水面の冷却効果で太陽光パネルの温度上昇を抑え、発電効率の点で有利だと言われている。
今回運転を開始した2件のうち、「馬木池第一水上太陽光発電所」(出力:623kW/DC、499kW/AC)は2025年12月4日に、「馬木池第二水上太陽光発電所」(出力:348.4kW/DC、250kW/AC)は2026年1月5日にそれぞれ運転を開始した。両案件を合わせた年間発電量は約1.3GWhを想定している。
経済産業省のデータによると、両発電所はいずれも2019年度にFIT認定を受けている。同年度は、出力10kW/AC以上500kW/AC未満の太陽光発電事業に対し、20年間、14円/kWhのFIT価格が適用されていた。ただし、今後も発電量に応じて固定価格で売電するFITを継続するのか、PPAを可能にするためFIPへ移行するのかについては、現時点では明らかにされていない。
なお、本案件以前に同社は、環境省の補助金の採択を受けて2024年2月、大阪府泉佐野市に「庄田池水上太陽光発電所」(出力:1.03MW/DC)を設置し、泉佐野市と同社初となるコーポレートPPAを締結している。さらに、2025年2月には、兵庫県で水上太陽光発電所2件の運転を開始しており、これらはグループ会社の太陽ファルマテック向けオフサイトPPAに利用されている。