西鉄自然電力、九州2ヵ所で合計2.75MW太陽光向けに約6億円のタームローン契約を締結

2026年1月6日
西鉄自然電力は、西日本鉄道と自然電力の折半出資

西日本鉄道自然電力は2025年12月22日、両社が出資する合弁会社西鉄自然電力が、九州で建設中の太陽光発電所2ヵ所(合計出力:4.14MW/DC、2.75MW/AC)の建設・運営資金について、肥後銀行と総額6.07億円のローン契約を同年10月に締結したと発表した。

契約内容は、コミットメント期間付きタームローン契約(契約日から一定期間内に分割で融資を実行できる貸付)であり、貸付期間は最長で21年6ヵ月となる。両発電所はいずれも環境省の「脱炭素先行地域」施策のもとで開発を進めており、発電した電力はPPAを通じて供給される見込みだ。「脱炭素先行地域」とは、2030年度までに家庭・業務などの電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロの実現を目指す地域モデルのことである。

熊本県で建設中の「(仮称)熊本県脱炭素先行地域A発電所」(出力:約3.08MW/DC、約1.99MW/AC)は、年間発電量が約3.7GWhとなる見込み。2025年11月に着工し、2027年4月の運転開始を予定している。もう一方の案件は、福岡県うきは市で建設中の「(仮称)うきは市脱炭素先行地域A発電所」(出力:約1.06MW/DC、750kW/AC)で、年間発電量が約1.1GWhとなる見込みだ。2025年10月に着工し、2026年10月の運転開始を予定している。

西日本鉄道と自然電力は、2022年に折半出資により西鉄自然電力を設立した。「九州の脱炭素化への貢献」をビジョンに、オンサイトおよびオフサイトPPA向けの太陽光発電所の開発に加え、系統用蓄電所事業にも参入している。2024年6月には、福岡県宇美町の「西鉄自然電力バッテリーハブ宇美」(1.92MW/4.65MWh)、2024年12月には福岡県飯塚市の「西鉄自然電力バッテリーハブ飯塚」(1.92MW/4.65MWh)の2ヵ所の高圧系統用蓄電所の運転を開始している。

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