東京センチュリー、4ヵ所で合計101MW蓄電所に投資、2030年度までに順次運転開始

2025年12月19日
同社は、現在2ヵ所で稼働中の系統用蓄電所に出資
(画像:大阪ガス)

東京センチュリーは12月12日、国内4ヵ所で自社単独出資・開発による特別高圧の系統用蓄電所事業(合計:101.0MW/386.3MWh)への投資を決定したと発表した。各蓄電所は、2028~2030年度にかけて、順次運転開始を予定している。

建設は2エリアを予定しており、関東に1ヵ所、九州に3ヵ所となる。関東エリアでは、栃木県那須塩原市に蓄電所(30.0MW/112.7MWh)を建設し、2028年度の運転開始を予定している。九州エリアでは、長崎県諫早市(16.0MW/64.4MWh)が2028年度に、長崎県島原市(16.0MW/64.4MWh)が2029年度にそれぞれ運転を開始する見込み。また、佐賀県多久市(39.0MW/144.9MWh)では、2030年度に運転開始を予定している。

同社は、これまでに系統用蓄電所事業で培ってきた実績やノウハウに加え、自社単独による迅速な意思決定体制を強みとして、今回の4ヵ所について早期事業投資を決定できたとしている。

また、同社は2025年8月に、大阪ガス、伊藤忠商事と共同で建設した大阪府吹田市の「千里蓄電所」(11.0MW/23.0MWh)の運転を開始。続いて同年12月には、同社単独出資となる岩手県北上市の高圧蓄電所「岩手北上蓄電所」(1.9MW/8.2MWh)の運転を開始した。

同社は今回の4ヵ所のほかにも複数の蓄電所開発を進めている。JFEエンジニアリングと共同で開発する北海道芽室町の特別高圧蓄電所(20.0MW/78.9MWh)は2027年度中に、同社初の単独出資で開発を行う長崎県長崎市の特別高圧蓄電所(15.6MW/64.4MWh)は2028年度中に運転開始を予定している。

同社は、特別高圧の蓄電所を中心に自社単独での事業組成を目指す方針であり、早期に合計約600MWの開発および運転開始を目指している。

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