
(画像:インベナジー)
インベナジー・ウインド(以下、「インベナジー」)の関連会社である西久慈ウインドは12月11日、岩手県で計画を進めている「(仮称)西久慈風力発電事業」(最大出力:120.4MW)について、環境影響評価方法書を関係行政機関に提出した。
本事業では、九戸村と軽米町の境界付近および久慈市と葛巻町の境界付近の2エリアに、出力4.3MWの風力タービン最大28基を新たに設置する計画だ。建設期間は3年間を見込んでおり、着工後40ヵ月目の運転開始を予定している。
インベナジーは2022年に環境影響評価手続きを開始し、「配慮書」の段階では、最大出力439.2MWの発電所を計画していた。
計画地の周辺では、ENEOSリニューアブル・エナジーと東北電力による合同会社JRE折爪岳南1が、2023年に「JRE折爪岳南第一風力発電所」(出力:約44.2MW)の運転を開始。周辺地域で唯一稼働中の発電所となっている。また、東急不動産が「(仮称)岩手久慈風力発電事業」(最大出力:55.9MW)について、2025年3月に「準備書」を提出し手続きを進めているほか、複数の案件で環境影響評価手続きが進められている。
インベナジーが保有する国内で稼働中の陸上風力発電所は、北海道の「留寿都風力発電所」(出力:63MW)がある。同社は、岩手県二戸市・八幡平市の「(仮称)稲庭風力発電事業」(最大出力:134.4MW)と、茨城県と福島県の県境に位置する「茨城塙風力発電事業」(合計出力:79.8MW)の合計約215MWの陸上風力発電所を建設中だ。さらに複数の案件で環境影響評価手続きを進めている。