
(画像:TAOKE ENERGY)
パチンコホール向け不動産事業を手掛けるJALCOホールディングス(以下、「JALCO」)は12月5日、蓄電池システムメーカーのTAOKE ENERGYと高圧蓄電所販売契約を締結し、同社が千葉県成田市で開発する系統用蓄電所(1.97MW/8.14MWh)を取得すると発表した。これにより、2026年から系統用蓄電所事業へ参入する。
同蓄電所は、CATL製の蓄電システムの導入を予定しており、2026年4月にJALCOへ引き渡された後、同年9月の運転開始を予定している。EPC(設計・調達・建設)はTAOKE ENERGYが担い、運転開始後のアグリゲーションおよびO&M(運用・保守)も同社が継続して担う。
JALCOは今後、TAOKE ENERGYの技術支援を受けながら、全国規模で蓄電所事業を拡大する方針だ。成田市案件の取得額は非公表だが、同社は複数の蓄電所へ総額約15億円の投資を計画しており、高圧蓄電所が一般的に7〜8億円程度で取引されていることを踏まえると、近く新たな案件を取得する可能性が高いとみられる。
同社は不動産事業で得た用地開発や事業運営のノウハウを活かし、事業多角化の一環としてエネルギー分野へ進出する。今後、蓄電所事業を不動産に次ぐ第2の収益の柱として育成することで、業務基盤強化および企業価値向上につなげる方針だ。