
(画像:みずほリース)
みずほリースの完全子会社であるエムエル・パワー、大阪ガス、JFEエンジニアリング、九州製鋼は11月27日、共同で開発を進めていた佐賀県の「武雄蓄電所」(2MW/8MWh)の運転を開始したと発表した。
4社は同蓄電所の開発を2024年7月に公表しており、九州製鋼の佐賀工場内の約600m2の敷地に、CATL製のキャビネット型蓄電システムを設置した。本案件は、全国でも太陽光の導入が多い九州エリアで再エネの有効活用につながる。同蓄電所の電力は、卸電力市場、需給調整市場、容量市場で取引される。
今回の開発における各社の役割は以下の通り。
- エムエル・パワー:事業性評価、事業会社の運営
- 大阪ガス:蓄電池の運用、電力市場での取引
- JFEエンジニアリング:OE(オーナーズエンジニアリング)
- 九州製鋼:地権者である清本鉄工(九州製鋼の親会社)および清本運輸(清本鉄工の子会社)との調整業務
JFEエンジニアリングは、2024年10月に熊本県長洲町で蓄電所(2MW/8.4MWh)の運転を開始しており、武雄蓄電所はこれに続く2件目の自社出資による蓄電所となる。大阪ガスも、2025年8月に大阪府吹田市で「千里蓄電所」(11MW/23MWh)の運転を開始しており、同社にとっても2件目の蓄電所だ。
エムエル・パワーはこれまでに、群馬県伊勢崎市の「韮塚蓄電所」(1.96MW/7.46MWh)、同県前橋市の「小角田蓄電所」(1.99MW/7.40MWh)、埼玉県熊谷市の「弥藤吾蓄電所」(1.96MW/7.46MWh)など複数の稼働済み蓄電所に出資している。
なお、九州製鋼の系統用蓄電所開発は、今回が公表ベースで初となる。