
ENEOSリニューアブル・エナジー(以下、「ERE」)は11月11日、丸紅と関西エリアにおいて、バルクスキームによる低圧太陽光発電所の開発で協業する開発基本契約を締結したと発表した。
バルクスキームとは、複数の発電所を同時並行的に開発・建設することにより、効率的に大規模な発電容量を確保する手法。本契約では、丸紅が低圧太陽光発電所を100件・合計約10MW/DCを開発・建設し、EREが譲り受ける。2025年から順次着工し、2027年度中にすべての発電所が運転を開始する予定である。発電する電力はPPAを通じて需要家に供給される予定だが、供給先については現時点では明らかにされていない。両社は今後も、事業規模を拡大していく方針だ。
EREはこれまでにも、グリーンエナジー・プラスとの協業で、中部エリアで低圧太陽光発電所(合計出力:5MW)を開発しているほか、H.Eエナジーと東北エリアで50ヵ所・合計5MWの低圧太陽光発電所をバルクスキームで共同開発するなど、本案件と類似する契約を複数締結している。
一方、丸紅は、HEXA Renewablesと2028年末までに約1,000件・最大100MWの太陽光発電所を引き渡すことを目指す合意書を結んでいる。
国内では大規模太陽光発電の適地が減少するなか、主要な再エネ発電事業者の間で小規模発電所への移行が加速している。これに伴い、地域の開発事業者とのパートナーシップを強化する動きも広がりつつある。