
(画像:三菱マテリアル)
三菱マテリアルは11月4日、兵庫県朝来市の「鳥の奥太陽光発電所」(出力:1.76MW/DC、1.25MW/AC)を11月1日に運転開始したと発表した。同社が自己託送により自社事業所へ電力供給を行うのは、これが初の事例となる。
同社グループが保有する旧明延鉱山の捨石集積場跡地の14,300m2を活用して建設されたもので、EPC(設計・調達・建設)は大和エネルギーが担当した。発電した電力は自己託送により、同社の切削工具の製造拠点である明石製作所へ供給される。
自己託送とは、自社が保有する発電所で発電した電力を、電力系統を通じて別の自社拠点で利用する仕組み。小売電気事業者を介さずに電力を送ることができるため、再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)が課されないなどのメリットがある。なお、今年度の再エネ賦課金は、3.98円/kWhである。
同社は鳥の奥発電所のほか、三菱HCキャピタルと折半出資するエルエムサンパワーを通じて、2013年から2016年にかけて運転を開始した8ヵ所の太陽光発電所に出資している。これらの発電所はいずれも2012年度〜2013年度にFIT認定を受けており、40円/kWhおよび36円/kWhのFIT価格が適用されている。