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JFEエンジニアリングの完全子会社であるアーバンエナジーは先月、太陽光発電を活用したPPA契約の累計発電容量が100MWを超えたと発表した。
同社は2021年度にオンサイトPPAの提供を開始し、2022年度には累計で50MWに達した。
2023年度からはバーチャルPPAを含めたオフサイトPPAの提供も始めており、現在のPPA構成比は、 オンサイトが60%、オフサイトが40%である。
アーバンエナジーは、同社のPPAサービスの利用を拡大した需要家として、帝人を挙げている。繊維製品メーカーである帝人は、まず山口県の岩国事業所で350kW(AC)のオンサイトPPA契約を、次いで広島県三原市の事業所で1.9MW(AC)の契約を締結した。いずれの太陽光発電設備も事業所に隣接する遊休地に建設し、2023年度および2024年度に順次運転を開始した。
エネハブのPPAデータベースによると、同社はこのほかにも、グループ会社の水島製鋼および水島金属工業と0.9MWのバーチャルPPA、日本化薬とは1.5MWのオンサイトPPA契約を締結している。