フォーシーズHD、低圧太陽光発電所50ヵ所をオークモントに売却へ

2025年4月8日
売買契約はファンタスティックフォー第1号と
ストラットン合同会社との間で締結した

昨年エネルギー業界に参入したフォーシーズHDは3月31日、連結子会社を通じて50ヵ所の低圧太陽光発電所を再エネ分野のコンサルティングを行うオークモントに売却することを決定したと発表した。

フォーシーズHDは、同社が保有する低圧太陽光発電所73ヵ所のうち、67ヵ所(合計出力:4.25MW)を連結子会社のファンタスティックフォー第1号(以下、「ファンタスティックフォー」)にまずは譲渡する。これにより、ファンタスティックフォーの所有する発電所数は164ヵ所となり、そのうち50ヵ所の土地と太陽光発電所をオークモントが指定するストラットンへ売却する。

当初、ファンタスティックフォーはこれらの発電所を長期にわたって管理する計画だったが、フォーシーズHDは今回の取引が同グループにとって有利な条件であると判断し、売買契約を締結することに至ったとのこと。

なお、売却対象となる発電所の建設に関する許認可や法務の確認、仕様や設計に関する技術的助言、工事の進行管理、完工時の確認作業などはフォーシーズHDが引き続き行っていく。売却は、今期中に完了予定であり、すでにオークモントによる発電所の調査が進んでいる。

フォーシーズHDは昨年5月に太陽光発電事業に参入し、今年2月には系統用蓄電所事業への参入も発表しており、同社は電力事業の拡大を進めている。

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