
最大規模の共同PPAとなる(画像:大阪ガス)
大阪ガスの子会社であるDaigasエナジーと山善は3月19日、日本製紙クレシアの京都工場にてオンサイトPPAによる電力供給を開始したと発表した。
京都工場内の4つの建物の屋上に合計出力4MWの太陽光パネルを新設した。3月1日に電力供給を開始し、契約期間は20年間。今回の案件は、両社の共同PPA事業「DayZpower」における過去最大規模となる。
DayZpowerは2021年に立ち上げた共同事業であり、山善が顧客提案やパートナー連携を担い、Daigasエナジーが太陽光発電所の設計、運営・管理・請求業務などを担当している。
日本製紙クレシアにおけるDayZpowerの導入は、今回で4拠点目となる。これまでに、2023年3月には神奈川県の開成工場(出力:439kW)、2024年9月に静岡県の向陽工場(出力:320kW)、同年12月には埼玉県の東京工場(出力:320kW)への導入実績がある。
Daigasエナジーと山善は、DayZpowerの事業開始当初、2024年度末までに累計100MWの導入目標を掲げていたが、現在の進捗状況については明らかにされていない。