
適地の選定を進めている
テクノロジーズは3月11日、再エネ開発を行う子会社のエコ革が、ウエストホールディングス(以下、「ウエストHD」)と系統用蓄電所事業に関する業務提携を決議したと発表した。
同提携において、エコ革は事業用地の選定や取得交渉、電力系統の確保を含む開発・事務全般を担当し、ウエストHDは系統用蓄電所のEPC(設計、調達、建設)、O&M(運用・保守)、および技術・運用の業務を担う。
テクノロジーズによると、エコ革はすでに160件以上(特別高圧13件、高圧147件以上)の事業候補地について一般送配電事業者に接続検討申込みを行っている。さらに、毎月20件〜30件の申込みを行うことを目標に適地の選定を進めているという。
ウエストHDはこれまでも類似の提携を積極的に行っており、2023年8月にはパワーエックスと連携し、2025年春までに合計200MWhの蓄電所開発を計画。また、2024年8月にはグリッドと提携し、2027年度までに800MWhの開発を目指している。また、広島県では自社単独で34MWhの蓄電所開発を進めており、2025年10月の稼働を予定している。