
低圧太陽光発電所開発に力を入れている
クリーンエナジーコネクトは2月4日、自社が運営する非FIT(固定価格買取制度)でコーポレートPPAなどに利用する低圧太陽光発電所が2,000ヵ所、合計出力175MWを超えたと発表した。
同社は東北、東京、中部、関西、中国エリアの24都道府県に低圧太陽光発電所を保有しており、発電所の出力は平均90〜100kW、年間発電量は約188GWhが見込まれている。
2023年2月時点では277ヵ所、年間発電量27GWhであったが、約2年間で規模が約7倍に急拡大した。
また、同社は発電所の建設資金としてこれまでに合計530億円を調達しており、昨年9月にはゴールドマン・サックスから109億円、横浜銀行から12億円の融資を受けたことを発表している。
エネハブのPPAデータベースによると、同社が締結したコーポレートPPAは15件以上にのぼる。中でも、NTTアノードエナジー(2022年)、Amazon(2023年)、Google(2024年)との契約は、それぞれ70MW規模の大型契約となっている。