中国電力、山口県で10MW/30MWhの蓄電所を開発へ、2028年度中の運転開始を目指す

2025年1月6日
中国電力は調整力を確保するために、蓄電所を開発する

中国電力は先月末、同社初となる系統用蓄電所(10MW/30MWh)を山口県下松市に建設すると発表した。同蓄電所は、2028年度中の運転開始を目指す。

発表によると、同蓄電所の建設予定地は環境負荷の低減を図るために2023年1月末に廃止された石油火力発電所の「下松発電所」(出力:700MW)の跡地であるという。

同蓄電所事業は、経済産業省の2024年度「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択された27件のうちの一つであり、補助額は約19.6億円である。

また、中国エリアではこの他にもみずほリースの子会社であるエムエル・パワーが広島県で開発する蓄電所が同補助金に採択されており、補助額は約11.8億円である。

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