
電力を供給する(画像:日本マクドナルド)
日本マクドナルドは12月10日、関西電力とKDS太陽光合同会社(以下、「KDS」)とオフサイトPPAを締結したことを発表した。
KDSは、関西電力、大和エナジー・インフラ、SMFLみらいパートナーズの合弁会社であり、約4MWの太陽光発電所を開発する。発電する電力は、関西エリアのマクドナルド約130店舗に供給される。
同PPAによる電力供給は、2025年2月より順次開始する予定であり、すべての発電所が運転を開始すると年間発電量は約7.5GWhに達すると見込んでいる。PPAでは賄えない電力については、関西電力の再エネ電力プランを通じて調達するという。
日本マクドナルドでは、現在、東北、中部、関西、九州エリアの約450店舗でCO2を実質排出しない電力を使用しており、店舗で使用する電力のCO2排出量を実質ゼロにする取り組みを進めている。
エネハブのPPAデータベースによると、KDSは日本マクドナルドとの契約の他に、阪急電鉄との5MWのオフサイトPPAを含め、少なくとも2つのオフサイトPPAを締結している。また、関西電力もPPA事業者としても小売電気事業者としても、数多くのPPAに関わっている。